熱田神宮へ初詣2024開運スポットや信長塀も!駐車場はある?

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今年も12月に入って残すところあと少し。
寒い日も増えてきましたが、クリスマスやお正月の予定を考えたり冬休みの旅行が待ちきれなかったりと、何かとウキウキな時期でもありますね!

令和五年の今年はうさぎ年で跳躍の年でしたが、来年の2024年は辰年。
ドラゴンです。
うさぎの跳躍から龍の飛翔へと続く年になるので、是非とも良い年を迎えたいですね!

新しい年のはじまりは何と言っても初詣!と決めている方も多いと思いますが、2024年はドラゴン年と言うことで中日ドラゴンズの本拠地、名古屋の熱田神宮を深掘りしていきたいと思います。

2024年辰年の初詣は、例年200万人以上の初詣客で賑わう熱田神宮でいかがでしょうか?
とても荘厳で由緒ある熱田神宮にをじっくりご紹介しますので、どうぞ最後までおつきあい下さい。

熱田神宮はどんなお社(おやしろ)?


引用元:atsuta-guide

愛知県は名古屋市熱田区に鎮座する熱田神宮の創建は諸説ありますが、中でも有名な仲哀天皇元年頃との説で調べてみると、なんと西暦149年頃の創建だそうです。歴史がスゴいでが、その当時の日本を想像できません!

熱田神宮がお祀りしているご神体はご存じ、草薙御劔(クサナギノミツルギ)です。
素戔嗚尊(スサノヲノミコト)が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の尻尾から取り出した御神劔で、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が賊を退治するのに使われていたということで有名な御劔ですね。

熱田神宮は【熱田大神アツタノオオカミ】をお祀りしています。
熱田大神とは?
なんとなく草薙御劔に縁のある素戔嗚尊か日本武尊が熱田大神なんだろうと想像していましたが、熱田大神は天照大御神((アマテラスオオミカミ)だったんですね!
名古屋の人は知ってる人も多いのかも知れませんが、全国的にはあまり知られていないことかも知れません。

熱田神宮は見どころいっぱい!

西暦149年頃から2023年の今も変わらず参詣する人が絶えない熱田神宮は、歴史上のスーパースターからも篤く信仰されていました。
鎌倉幕府を開いた源頼朝は母君が熱田神宮宮司の令嬢だったこともあって、現在の名古屋市熱田区で生まれたそうです。
その後も上洛する際に立ち寄ったりしてるのは、きっとおじいちゃんに会いに行っていたのでしょう。

室町幕府を開いた足利尊氏も参詣した折に剣を奉納していますので、熱田神宮はやはり剣と深い繋がりがあるお社なんですね。

そして尾張と言えば織田信長!
信長が寄進して今も一部が現存する【信長塀】はパッと見はただの古い塀なんですが、この辺りを信長が歩いていたのかな?などと想像しながら見てみると戦国スターのファンでなくとも興味が湧いてくるから不思議です。

引用元:tokai-tv.com

他にも豊臣秀吉、秀頼親子や徳川家康から連なる徳川一族によって社殿や門の造営が盛んに行なわれていましたが、残念なことに1945年の空襲でほとんどが焼失してしまいました。
今は宝蔵で賑わっていた頃の絵巻を見ることが出来ますので、立ち寄ってみると新たな発見があるかも知れませんね。

熱田神宮の開運スポットを詳しくご紹介

本宮


引用元:aichi-now.jp/spots/detail/10/

草薙御劔をご神体としてお祀りしている本宮こそ、熱田神宮最強のパワースポットと言えるでしょう。
別名を【天叢雲剣】と言い、天皇陛下の即位に必用な三種の神器の一つであることは有名ですね。これはやはり単なる剣ではなくて、日本を守るための剣であると言っても過言ではないような気がします。
命を奪うことで自分を守る剣は、その分人の念が宿りやすいとされています。はるか昔から崇敬の念を向けられていた草薙御劔の持つパワーは絶大なので、勝負運アップには最適なパワースポットですね!

弘法大師 空海お手植えの大楠

鳥居をくぐってから本宮までの参道の左側にひときわ大きな木が見えてきますが、この巨木こそ、空海が植樹したとされる【熱田さんの大楠】です。
空海が活躍していたのは西暦800年頃なので、ざっと数えても1200年もの間、熱田神宮に寄り添ってきた楠なんですね。


引用元:aichi-now.jp/spots/detail/10/

大楠には注連縄が掛けられているのですぐに分りますが、よく見ると根元に卵が供えられています。何故か?
この大楠には熱田神宮を守ってくれている神様の使いの蛇が数匹棲んでいて、その蛇の好物が卵だから、と言うことのようです。

1200年間大切にされてきた大楠もさることながら、そこに神様の使いである蛇が棲んでいるとなれば、パワースポットとして注目されるのも納得です。

ちなみに蛇がたまに姿を見せてくれることがあるそうで、会えると金運アップなど超ラッキー!なことが期待できるようです。

一之御前神社(イチノミサキジンジャ)

熱田神宮の広大な杜の中で1900年もの間、禁足地としてまもられてきた秘境中の秘境が、こちらの一之御前神社です。
場所は本宮の裏側に位置していて【こころの小径(ココロノコミチ)】の終点近くにお祀りされています。今から11年前の2012年の年末に祭祀1900年の事業として初めて一般公開されました。

こちらに祀られているのは天照大御神の【荒魂(アラミタマ)】になりますが、荒魂とは神様の荒ぶる側面、すなわち勇猛果敢な戦いの神様と言ったところでしょうか。荒魂と対比するのが【和魂(ニギミタマ)】で、こちらは慈愛の心や平和をもたらす神様とされています。

1900年もの長い間、神職以外は近づくことが許されなかった神聖な場所なので独特な凜とした空気が漂うエリアです。

どうしても成し遂げたいことがある場合や、絶対に負けられないときに背中を押してもらえるパワースポットと言えそうですね。

上知我麻神社(カミチカマジンジャ)

こちらの神社に祀られているのは【乎止與命(オトヨノミコト)】と言うあまりメジャーではない神様ですが、尾張国にはとても馴染みの深い神様で、尾張国造(今でいうと都道府県知事のような役職)をしていた方だったようです。
草薙御劔で賊退治の任務に就いていた日本武尊の妃、宮簀姫(ミヤズヒメ)の父君と言った方が分りやすいですね。

ご神体は文殊菩薩で知恵の神様です。
これからの受験シーズンに向けて、合格祈願に訪れる学生に人気がある神社ですが、もうひとつ特筆するべきは、首から上の頭部の病気(頭痛や脳卒中、うつ病等)にも効果があるとされている御利益です。

現代は長時間のパソコン作業やスマホによる目の酷使で頭痛に悩まされている人も多いことから、上知我麻神社の参拝者も増えているようですね。

草薙館

御利益が期待できるパワースポットとは異なりますが、熱田神宮に参拝する楽しみの一つとして立ち寄っていただきたい場所です。

刀剣ブームも相まって日本刀の美しさに魅了される人も増えています。
熱田神宮草薙館では刀剣の展示の他にも絵画や資料を観賞することができます。また日本刀の実際の長さや重さを感じることができるように作られた真柄太刀のレプリカもあるので、是非体験してみてはいかがでしょうか?

入館料
草薙館単館券 大人¥500、小中学生¥200
宝物館共通券 大人¥800、小中学生¥300

入館時間 午前9:00~午後16:30(最終入場は16:00まで)

熱田神宮の初詣で期間の駐車場について

例年200万人以上が訪れる熱田神宮の初詣で。
お車で移動を検討されている方には駐車場が気になるところだと思いますが、初詣での期間は通常と異なりますのでご注意下さい。

《駐車場》
参拝客向け駐車場は南門、西門、東門の3箇所にあり、合計400台のスペースが用意されています。
しかしこれは通常時期のことであり、初詣での期間(12月31日午後11:00~1月5日終日)は閉鎖されます。
周辺の駐車場を探すといっても大混雑の上に大渋滞に巻き込まれる可能性が非常に高いです。
駐車場が空いていたとしても初詣期間は通常より料金が高くなっていることもあるので、できるだけ公共交通機関の利用をオススメします。

《公共交通機関》
■名古屋市交通局
地下鉄名城線【神宮西駅】2番出口から東門へ 徒歩約9分(約680m)
地下鉄名城線【熱田神宮伝馬町駅】1番出口から正門(南門)へ 徒歩約10分(約750m)

■名古屋鉄道(名鉄)
神宮前駅西口から東門へ 徒歩約5分(約350m)

■JR
熱田駅 改札から東門へ 徒歩約8分(約600m)

遠方からお車を利用される場合は、熱田神宮から地下鉄名城線で数駅ほど離れた場所の駐車場を利用するパークアンドライドの方が安全です。

引用元:subway/routemap.html

まとめ

今回は数々の伝説がある草薙御劔をおまもりする熱田神宮をご紹介しました。
新しい年のはじまりは初詣でに出かけて、一年の幸福を願ってみてはいかがでしょうか?

とはいえ、熱田神宮は刀の宝庫でもあり見どころ満載なので初詣でだけではもったいないですね。熱田神宮南門(正門)のすぐそばには、全国でも有名なひつまぶしの蓬莱軒もありますので、初詣でとは別の機会にゆっくり参詣するのもオススメです。

引用元:houraiken.com/jingu/

いかがでしたでしょうか?
最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございました。

とりたろう。

 

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